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三条琉瑠@秘姫堂のHP兼ブログ。BLEACHで弓受で徒然なるままに。 新旧十一番隊最愛。角弓・剣弓・鉄弓などパッションの赴くままに製作中。パラレルなども取り扱い中。 ※お願い※yahooなどのオンラインブックマークはご遠慮くださいませ。
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プロフィール
HN:
三条琉瑠
性別:
非公開
自己紹介:
明太子の国在住の社会人。
小咄・小説を書きながら細々と地元イベントにサークル出していたり何だり。
弓受なら大概美味しく頂けます。



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澪さんから【愛】で頂きました『人物連想バトン』ー!
……はい、嬉し照れしてます…(笑)
では私もキャラ名などで答えてみまっす。


◆色
黒→水銀燈(無印ローゼンを先日一気に見ました)
白→鑑恭介(ジャス学。雨竜とどっちを書くか迷ったが、よく考えれば雨竜のモデルだよな、と)
赤→アーチャー(Fate。凜とどっち書くか悩みましたが)
青→manaちゃん(三次元最愛の人。青と言えば、manaちゃん)
黄→金糸雀(ローゼン。黄色のイメージがこの子以外なかった…!orz)
緑→弓親(多分鬼道藤孔雀のあのイメージが強いんだろうな…)
紫→kamiくん(三次元。紫と蝶々が大好きな人でした)
桃→やちる(髪も、雰囲気も、マカロンのようなふんわりピンク)

◆数
0→太公望(封神。始まりの数にして完全の数だと思う)
1→キョン(涼宮ハルヒの憂鬱。未完成数に嵌るたったひとつのピース)
2→琥珀・翡翠(月姫。いろんな意味で唯一の双子)
3→一角(言うまでもなく。席番と同時に三節紺の三でもあり)
4→第九十九番特別中隊(オリジナル。欠けることの出来ない四つのピース。最悪の傍観者)
5→弓親(言うまでもなく…でもそういえば藤孔雀の刃って四枚ですよ、ね…?)
6→碇ゲンドウ(旧姓:六分儀ゲンドウ…すいません、思いつきませんでしたorz)
7→千石清純(テニプリ。ラッキーだからか…?)
8→アヴェンジャー(Fate。八人目のサーヴァント。トゥルーエンドはぐっと来ました)
9→涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱。最強無敵の未完成数)

◆文字
愛→ドモン・カッシュ(Gガン。いやあの最終話のアレが…/笑)
心→砕蜂(揺れ動いて、悩んで、それでも捨てきれず。DS版のストーリーで余計にそう思いました)
真→弓塚さつき(月姫。この場合は”真っ直ぐ”のイメージ。頑張れさっちん。いつかシナリオやりたい…)
迷→雛森(”惑”でも有り。未だに迷い悩んでいるイメージが)
生→マスターアジア(Gガン。生き様という言葉がぴったりの人。未だにガンダム最愛キャラ)
死→剣八(死を与える、というイメージに一番合った死神かと)
喜→テリー・ボガード(餓狼伝説。陽気なお兄ちゃん。使えませんがorz)
怒→園崎魅音(ひぐらしのなく頃に。”狂”でも有りな気がする)
哀→霧嶋ゆりか(ジャス学。ストーリーモードの哀と陰と悲しみを背負った雰囲気が大好きです)
楽→雲中子(封神。楽しそうだが、其処に裏深さを全部隠してるようなイメージ)

◆単語
運命→カイ=キスク(GG。運命に翻弄されている若き騎士団長)
奇跡→拠宮キセキ(オリキャラ。名の漢字は”鬼籍”だが、”奇跡は起こらない”との揶揄含む)
必然→古手梨花(ひぐらしのなく頃に。其れは不可抗力だったり絶望故だったり)
変化→猿野天国(ミスフル。昔ながらの典型成長型で、あの熱さは見ていて好きです)
恋愛→ククリ(魔法陣グルグル。これ本当難しかった…!恋する女の子ということでひとつ)
優美→滝萩之介(テニプリ。おっとりはんなりしなやかな和風美人のイメージ。ジャンル最愛)
壮麗→趙公明(封神。凄まじいキラキラ効果をお持ちの方。笑わせて頂いた記憶もありつつ/笑)


…ものすっごい時間かかりました。
ジャンルと傾向が凄い愉快な方向に向かってる…!(笑)
えーと、全部キャラ名等で答えたので、回す方はいらっしゃいません。
アンカーでバトンを置かせていただきますー。
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今晩は。
休日の醍醐味はお昼間のお風呂とお茶だと思います三条です。

紅茶が好きです。
とはいっても頻繁にティーポットで飲めるわけではないので
缶のお茶葉はよく駄目にするので買ってないのですが。
ティーパックはダージリンとアールグレイと常備してます。
一杯目は普通に入れて、二杯目はなんちゃって煮出しミルクティにします。
ちっちゃなお鍋に少なめに水を入れて沸かして、
その中にティーパックを入れて濃く出したらミルクを加えて
更に加熱します。あとはお好みで砂糖を加えて出来上がり。

今日は遥んにミクシィにお誘いいただきまして
昼間は二人でまったり話しつつ色々試しておりました。
遥んー、またメッセでも遊んでねー(笑)

さて、明日は一日仕事でございますー。
朝からアニブリ見て頑張ってこよっと。
…えぇ、アニブリは土曜朝からの地域の住人ですとも。
※女の子弓。コスプレネタにつき本文格納。続き物。


 目は口ほどに語る、とは良く言ったものである。
書類を運んできた九番隊副隊長とお供の席官は、ただ無言で、出迎えた相手を見詰めていた。
お互いが言葉もなく膠着して暫し、檜佐木が口を開いた。

「……あー、まぁ何だ……大変だな、お前も」
「ッ…そんな目で僕を見るな…!」

 扉を開けたのがメイドさんというのは、何てトラップなのだろう?


 <MASTER, MAI”D”OLL HERE~2:月曜日>
今晩は。
GW真っ只中ですが尋常じゃない程の睡眠欲です三条です。
…昨日は多分12時間眠ってましたね。
今日は10時間くらいかな……いやまぁ平素から
放って置けば一日中眠っているような人間なのですが(笑)

今日の更新はバトン一本、とお題一個。
バトンもう一本と他のお題は明日以降、に…!
…あ、ちなみに6日は9~19時休日出勤確定です。
実務部隊の後輩くんが一緒なので、自分の仕事させてもらおうかな、とか。

そういえば先月からブリーチDSをちょこちょこ進めているのですが。
…今相棒(紅葉)と協力しつつ、ストーリー最終話最終戦まで来まして。
……勝てるかぁッ!(笑)あーでももうちょっと上手くすれば勝てそう。
ちなみにストーリーの剣ちゃんのところで、クリアグラフィックに
やちと一角と弓ちも一緒でめっさ悦びました(笑)
システムボイスも一角と弓親は速攻ゲットしましたよーv
今は相棒の趣味でネムですが(笑)

脳のトレーニングもぼちぼち続けております。
今は実年齢-2かな。
ニコペコ/nico peco様の
★角弓スキさんに13のお題★をお借りしました。

※予告編と統合しました。
シリアス角弓。捏造考察アリ。
初心に戻って残酷で冷たい弓を書こうと思いました。
ちょびっと流血表現アリ。


「ね…皮肉なものだろう?」

 空気がずるり、と、禍々しく動く。
空間の歪曲。大気の鼓動。世界の畏怖。
くつくつと口元に浮かべる笑みは歪。
瞳ばかり哀しそうに笑っては、つぅ、と頬を一筋、涙が落ちた。

 零れる血。紅花よりも赤い其れが、死神の指先から零れては地面に滲みる。


「月は、太陽が出ていない時が一番美しいなんて」


 刹那。
 人喰い孔雀の翡翠の翼が、仄光り羽根を伸ばした。


【題8.太陽と月】


 もがく。足掻く。喰われては為るものかと、虚の腕は空しく虚空を掻いた。
苦しい、という感覚がないことが一番恐ろしい。
痛みもない、苦しさもない。唯、体力が失われていく感触。
――否、”己”が失われていく、感触。

 咲き狂う藤孔雀の能力、其れは”崩壊”――。

 世界と他を同一化させ、存在するために内包している霊子を、世界に戻す。
硝子に満たされた水が、触れられる事無く気化し大気に混じると例えれば良いだろうか。
其の行為は、消耗であり疲労。先の檜佐木に仕掛けたモノがそうであったように。


 虚が、もう一度足掻き始めた。
完全に消耗させられる前に仕留めれば、勝てる。
だが、揮った爪は届く事無く、大気に四散して消えた。


 死神が、艶やかに笑う。

「悪いけど、加減は出来ない…卑怯だって?…そんなことはないよ」

 翡翠色の孔雀の羽根が伸びた箇所が、”外殻崩壊”を始めた。


 ――自意識のない恐ろしさを、考えたことはあるだろうか?
完全なる”崩壊”は即ち”個”の崩壊であり、世界という”全”と同一し、意思を失うと云う事。
其処にあるのは唯、永劫の浮遊感。”無”ではなく、意思を持つことすら許されぬ、喪失。


「彼を不意打ちしようとした時点で、貴様は一番醜く、除外すべきモノなのだから――」


 艶やかに笑っていた死神の声が、冷たく弦を張った。
呼応するかのように、孔雀の羽根が一斉に伸びる。
まるで其れは――喰らい尽くしてしまわんと。

 貪られる。屠られる。殺される。
痛みもなく己が消えていく様を、恐ろしいほど鮮明に、虚は感じていた。

 冷たい眸が、見下ろす。
一片の慈悲もないその眸に、懺悔を求めるように最後の手が伸ばされる。


「―――喰らう価値すら、貴様達にはない」


 そして、静寂だけが世界を支配した。


 殻を失った霊圧が、元に戻ることは無い。
この力を己自身でも奇異だと、恐怖したこともあった。
嘆き、苦しみ、狂いそうになったこともあった。『力』を使えば使う程、彼からは遠ざかる。
与えるものは死以上の痛み。ならば自分の背負う咎は殺し以上のモノ?


 零れる血。紅花よりも赤い其れが、死神の指先から零れては地面に滲みる。


 僅かに濃度を増した大気の霊圧が、己が口から沁み込んで体内を侵すようで。
自分が崩壊させた虚の気配を感じ、死神は口を押さえた。
殺すということは、殺されるということと背中合わせで。
其れに怯える自分を見せぬようにと誤魔化す自分を、醜いと思った。

 だからこそ、殺されることをも厭わぬ彼らを美しいと、誇りに思った。
鬼神、修羅、羅刹。彼らの存在は死と同義。死こそ誇り。死のみが終焉。
其処に身をおき、同一になりたいと願った。同じ”モノ”になりたいと思った。

 なのに。


「ッ、い……っか、く…――」

 ぐらぐらする意識に耐え切れず、四肢を地面に投げ出した。
全身から冷や汗が滲み出し、呼吸がひぅと狭くなり、危うくなる。
引きつるような手足、目の前にノイズが走る。零れる言葉で呼んだのは、愛しい人の名だった。
 其れは力の副作用だろうか、罪の呵責だろうか。
途切れそうになる意識の中、指先から漆黒の地獄蝶を取り出す。
ひら、と其れが舞い上がった空は、眩い程の満月が薄く輝く夜空だった。


 本隊から離れすぎて深追いした森の中、仰向けになっても見えるのは夜空だけ。
煌々と身を光らせる月に、不意に歪んだ笑みが浮かんだ。
蒼と、仄金のコントラストが、危うい意識に霞がかり、ひとつの言葉を思い浮かばせる。


  月が夜に一番美しいのは


 舞い上がって消えた筈の地獄蝶の気配を感じ、続いて、彼の気配を感じて。
みっともない姿を見せてしまう、と僅かに表情を曇らせた。
だけど同時に…一番最初にこの姿を見つけるのが彼で良かったと、死神は思った。


  その尤も輝く姿を 太陽に見られたくはないから


 死の香と血の香が漂う月の下、そうして弓親は意識を手放した。

【終】
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